冬場のツーリングには、澄んだ空気や独特の爽快感を堪能できる魅力があるものの、防寒対策は欠かせません。
アウターを着込むのも一案ですが、近年、スイッチを入れれば瞬時に温かくなる「電熱ベスト」の着用が、バイク愛好家のあいだで主流になりつつあります。
本記事では、バイク愛好家におすすめの電熱ベストを7つ紹介します。
くわえて、電熱ベストの選び方やメリット、着用時の注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。
バイク愛好家におすすめの最強電熱ベスト7選
この項では、制服専科が厳選した「最強の電熱ベスト」を7アイテム紹介します。
それぞれの特徴を踏まえて、用途に合った一着をお探しください。
アタックベース|40050
アタックベース|インナーヒーターベスト|電熱ウェア|バッテリー付き|40050
アタックベース40050は、さまざまな服の下に着込めるインナーベストです。
ネイビーとブラックのシンプルな2色が用意されており、どちらも上から着用する服の邪魔をしません。
側面には伸縮性の高いハイテンションニットが採用されており、動きやすさも抜群です。
胸元のWボタンで前面と背面を切り分けて使えるうえ、設定温度もワンタッチで変更可能です。
ちょっとした合間で手軽に操作できるのはうれしいポイントですね。
専用バッテリーを使用すれば、最長12時間程度、連続で稼働できます。
当店価格 |
11,000円(税込) |
カラー |
02.ネイビー 11.ブラック |
素材 |
ナイロン100% |
ディティール |
Wスイッチ 内側バッテリーポケット 防水キャップ付きUSB端子 ジップ付き脇ポケット 側面ハイテンションニット 裾調整スピンドル 側面ハイテンションニット |
ブランド |
アタックベース|45000
アタックベース|45000
アタックベース|50000
アタックベース|ヒーターベスト|電熱ウェア|バッテリー付き|50000
作業着メーカー「アタックベース」のスタイリッシュな電熱ベストです。
首後部と背中に繊維状のマイクロカーボンファイバーヒーターを使用しています。
それにより、スムーズな伝熱性を獲得しており、スイッチを入れてわずか20秒ほどで、電熱ベスト全体が温まります。
なお、温度は胸元のスイッチで「高温(約45~50℃)」「中温(約40~45℃)」「低温(約35~40℃)」の3段階に切り替えが可能です。
専用USBバッテリーとケーブルが付いているため、別途、モバイルバッテリーを用意する必要はありません。
グレーとブラックの2色を展開しており、さまざまな着こなしが楽しめます。
当店価格 |
11,880円(税込) |
カラー |
07.グレー 11.ブラック |
素材 |
グレー:ポリエステル100% ブラック:ナイロン100% |
ディティール |
Wスイッチ 脇逆玉ボタンポケット 防水キャップ付きUSB端子 脇ポケット 側面ハイテンションニット 裾調整スピンドル 裏アルミ素材 |
ブランド |
アタックベース|50000
アタックベース|50000
アタックベース|60000
アタックベース|ヒーターベスト|電熱ベスト|バッテリー付き|60000
しなやかなカーボンナノチューブヒーターを取り入れたアタックベース60000は、スイッチを入れてから、わずか20秒で温かさを感じられます。
内蔵ヒーターは薄くて柔軟性が高いため、脱ぎ着もスムーズです。
内側にはアルミ素材が使用されており、保温性も抜群です。
また、温度は左ポケットのスイッチで容易に切り替えられます。
10,000mAhの大容量専用バッテリーが付いており、長時間の連続稼働にも対応できます。
当店価格 |
14,080円(税込) |
カラー |
11.ブラック 62.迷彩ブラック |
素材 |
ブラック:ナイロン100% 迷彩ブラック:ポリエステル100% |
ディティール |
Wスイッチ バッテリーポケット 防水キャップ付きUSB端子 ジップ付き脇ポケット 側面ハイテンションニット 裏アルミ素材 |
ブランド |
アタックベース|60000
アタックベース|60000
アタックベース|70000
アタックベース|ヒーターベスト|電熱ウェア|バッテリー付き|70000
アタックベース70000は、背面にカーボンナノチューブヒーターを採用しています。
カーボンナノチューブは、アルミニウムの半分の重さながら、銅の10倍もの高熱伝導性を誇る素材です。
前面にも熱伝導性に優れたカーボンファイバーを使用しており、スイッチを入れた瞬間から均一に熱が伝わり、電熱ベスト全体がポカポカと温まります。
専用バッテリーとケーブルが付属しており、低温設定なら最大11時間の連続使用が可能です。
どのようなシーンでも合わせやすいブラックとカーキの2色がリリースされています。
当店価格 |
12,980円(税込) |
カラー |
11.ブラック 16.カーキ |
素材 |
ポリエステル100% |
ディティール |
Wスイッチ 脇逆玉ボタンポケット 防水キャップ付きUSB端子 サイドボタンポケット ダブルファスナー 裾調整スピンドル 肩・側面ストレッチ |
ブランド |
アタックベース|70000
アタックベース|70000
FEVER GEAR ADVANCE|FGA20000
FGA20000は、衣服の上からさらっと羽織れるアウターベストです。
首元までしっかり温まるよう、9個のヒーターが内蔵されているうえ、裏地には保温性の高いブラックアルミメッシュが採用されています。
カラーはネービー・ブラック・ブラックカモフラの3色を展開しており、自由に着こなせます。
専用バッテリーが付いてきますが、USBポートで接続する設計なので、予備でモバイルバッテリーを持ち歩けば、バッテリー切れを心配する必要はありません。
なお、USB端子には防水カバーが付いているので、洗浄やお手入れのときも安心です。
当店価格 |
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カラー |
011.ネービー 044.ブラック 142.ブラックカモフラ |
素材 |
高密度タフタ (表地:ポリエステル100%) 裏地:ポリエステルメッシュラミネート 中綿100gキルト |
ディティール |
ブラックアルミメッシュ裏地 バッテリー収納ポケット |
ブランド |
FEVER GEAR ADVANCE|FGA20000
FEVER GEAR ADVANCE|FGA20000
FEVER GEAR ADVANCE|FGA20010
電熱インナーベスト フィーバーギア アドバンス FGA20010
ユニフォームやワークウェアを中心に展開する老舗アパレルメーカー「自重堂」の電熱ベストです。
腹部と背面に、計9個もの発熱体が内蔵されているため、均等かつ効率的に全面が温まります。
最大出力時には、稼働後わずか15秒で55℃まで達します。
また、温度設定は「高温(50~55℃)」「中温(40~45℃)」「低温(35~40℃)」の3段階に切り替えが可能です。
付属の専用バッテリーを胸元のポケットに入れて、USB端子に接続すればすぐに使用できます。
当店価格 |
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カラー |
004.ベージュ 011.ネービー 044.ブラック |
素材 |
高密度タフタ (表地:ポリエステル100%) 裏地:ポリエステルメッシュラミネート 中綿100gキルト |
ディティール |
脇ニット仕様 Vネック切替仕様 バッテリー収納ポケット |
ブランド |
FEVER GEAR ADVANCE|FGA20010
FEVER GEAR ADVANCE|FGA20010
FEVER GEAR ADVANCE|FGA79010
FGA79010は、カラーバリエーションが豊富な電熱ベストです。
レッド・ブルー・ブラック・アーミーグリーンの4色展開で、お好みの着こなしが楽しめます。
選べるカラーが多いだけでなく、防寒性能も申し分ありません。
全9個のヒーターのパワーで、背中だけでなく腹部や首元もしっかり温まります。
内側には、保温性の高いブラックアルミメッシュが取り入れられています。
また、付属のバッテリーを使用すれば、最長10時間以上の連続稼働が可能です。
当店価格 |
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カラー |
005.ブルー 040.アーミーグリーン 043.レッド 044.ブラック |
素材 |
リップストップ (表地:ポリエステル100%) 裏地:ポリエステルメッシュラミネート 中綿100gキルト |
ディティール |
左胸ファスナーポケット 反射プリント ブラックアルミメッシュ裏地 バッテリー収納ポケット |
ブランド |
FEVER GEAR ADVANCE|FGA79010
FEVER GEAR ADVANCE|FGA79010
バイク搭乗時に着用したい電熱ベストの選び方
バイク愛好家が電熱ベストを選ぶ際には、以下6つのポイントをチェックしましょう。
ポイント①着用タイプ
電熱ベストは、着用タイプを「アウタータイプ」と「インナータイプ」の2種類に大別できます。
アウタータイプは、着用している衣服の一番外側に着ることを想定したデザインになっています。
モコモコとした厚みのある構造が特徴で、ダウンベストに近いです。
保温性の高いインナーと併用することで、より効果的に暖がとれます。
厚みがあるため、シャツの下に着込むのは難しいですが、上からコートやダウンを羽織るぶんには問題ありません。
インナータイプは、比較的薄型で、スーツなど、ほかの衣類の下に着用してもシルエットが崩れにくいのが特徴です。
アウタータイプに比べて合わせる衣類を選ばないため、おしゃれを楽しみたい方におすすめです。
着こなしや用途に応じて、アウタータイプかインナータイプを選ぶとよいでしょう。
ポイント②給電方法
電熱ベストは、バッテリーを用いて給電するものが大半ですが、車体から直接給電するバイカー向けの製品もあります。
バッテリーを用いる場合は、内臓バッテリーかモバイルバッテリーを使用します。
内臓バッテリーは大容量かつ軽量なものが多く、予備のバッテリーを持ち運ぶ必要がないため、バイクで長距離を移動する方におすすめです。
ただし、バッテリーが内蔵されているぶん、販売価格は高くなる傾向にあります。
モバイルバッテリーを接続する製品には、スマートフォンやパソコンの充電に使用するものを併用します。
継続的に稼働する場合、予備バッテリーを用意するなど、適宜対策が必要になるでしょう。
なお、モバイルバッテリーが別売りされている製品の場合、電熱ベスト自体は安価で販売されていることが多いです。
バッテリーの容量による稼働時間は「10,000mAhで4時間前後使用可能」を目安にしてください。
なお、バイカー専用に設計された電熱ベストには、シガーソケットから給電できる製品もあります。
車体から直接給電するため、電池切れの心配はありません。
ただし、接続用の部品の購入や、本体のメンテナンスなど、別途作業が発生する点は留意しておきましょう。
ポイント③デザイン
ひと口に電熱ベストといっても、デザインはさまざまです。
色や柄、フードの有無で着用時の雰囲気が変わります。
ファッションにもこだわりたいバイク愛好家にとっては、妥協できないポイントですよね。
また、内蔵されているヒーターの数や位置も製品ごとに異なります。
背中や腹部だけでなく、首元も温まるタイプの電熱ベストならば、走行時の寒さも大幅に緩和できるはずです。
デザイン性と機能性を考慮して、満足できるアイテムを選びましょう。
【関連記事】寒い冬も快適に過ごせる!最強の電熱ベスト(ヒーターベスト)7選
ポイント④着心地
電熱ベストを選ぶ際は、機能面だけでなく着心地も大切です。
電熱ベストには、ヒーターが内蔵されているため、一般的な衣類より厚みがあります。
着用時にストレスを感じないためにも、軽くて肌触りの良い製品を選びたいところです。
その点で、ぜひ、素材に着目してみてください。
一般的には、ポリエステルか綿が用いられます。
ポリエステルは軽くて耐久性が高く、速乾性に優れているため、手入れが簡単です。
バイクに乗るときだけでなく、釣りやウィンタースポーツを楽しむ際にも適しています。
綿は肌触りと保温性が抜群です。
電熱ベストの素材として優れていますが、洗濯すると縮んだり、日光により変色したりする場合があるため、取り扱いには注意を払わなくてはなりません。
素材によって得られるメリットや着心地が異なるため、購入時には必ずチェックしておきましょう。
ポイント⑤メンテナンス方法
洗濯機洗浄に対応しているか否かも、確認したいポイントです。
電熱ベストは、野外で着る機会が多いため、汚れが付着することは少なくありません。
しかし、電熱ベストにはヒーターやバッテリーが内蔵されているため、なかには洗濯機で洗うことができないものもあります。
洗濯機に対応していない場合は、手洗いしなければならないため「手洗いは面倒」「メンテンナンスに手間をかけたくない」とお考えなら、洗濯機洗浄できる製品を探すとよいです。
ポイント⑥安全性
身体の特定の部位がヒーターなど温かいものに触れつづけていると、低温やけどを引き起こす可能性があります。
こうした事態を避けるために「サーモスタット機能」や「オートオフ機能」が備わっている電熱ベストをおすすめします。
特に、長時間での使用を想定されている方は、安全性に配慮されている電熱ベストを選んでください。
バイク愛好家が電熱ベストを使用するメリット
電熱ベストを着用することで、バイク愛好家は次のメリットが得られます。
メリット①寒くても身体が冷えない
電熱ベストは、スイッチを入れると、電力によって内臓ヒーターがすぐに温まります。
コートやライダースジャケットなど、一般的な衣類のように体温で徐々に温かくなるのを待つ必要はありません。
また、服の内側で保温されるため、温かい状態をしばらくキープでき、寒い環境でも快適に過ごすことができます。
密閉性の高い衣類と併用すれば、より高い保温力が獲得でき、走行中や寒い環境でも手軽に暖がとれます。
メリット②手軽に使える
給電方法が手軽なのも、電熱ベストの魅力の一つです。
外付けバッテリーを使用する製品なら、スマートフォン用のモバイルバッテリーで給電が可能です。
内臓バッテリーや車体から給電するタイプであれば、モバイルバッテリーすら用意する必要がないため、外出時の手荷物を減らせます。
また、スイッチ一つでヒーターのON・OFFを切り替えられるので、たとえ走行中に暑くなったとしても電源を切ればよいだけです。
電熱ベストの手軽さは、バイク愛好家を魅了するポイントの一つであるのは間違いありません。
【関連記事】防寒着の洗い方とは?洗濯時の注意点や普段のケアについて解説
メリット③ストレスフリーで着用できる
電熱ベストの強みとして、着用時・着用後にストレスを感じにくい点も挙げられます。
アウタータイプにしても、インナータイプにしても、普段の服と同様に羽織るだけでよいので、着る際に煩わしい手順を踏む必要がありません。
また、ヒーターが内蔵されているにもかかわらず、重量が軽く、肌触りや着心地にこだわった製品が多いです。
電熱ベストを着用すれば、着込む服の枚数を抑えられるため、たくさんの服を着込んだ場合に比べて、走行時の動きにくさも大幅に緩和されるでしょう。
電熱ベストを羽織れば、冬のツーリング時にストレスのない快適な時間が楽しめます。
電熱ベストを着用する際の注意点
バイク愛好家にとって、多くのメリットが得られる電熱ベストですが、着用する際には以下3つの点に注意してください。
注意点①長時間の使用を避ける
先ほどもお伝えしましたが、長時間、電熱ベストにより特定の部位を温めつづけると、低温やけどを引き起こす危険性があります。
低温やけどは、45~55℃前後の物が、皮膚に触れつづけると発症し、通常のやけどと同様、赤みや痛み、水ぶくれが生じます。
軽度の症状に収まるケースが多いですが、重症化すると、皮膚移植が必要になる場合もあるため軽んじるわけにはいきません。
低温やけどを防ぐには、自動で温度が調整されたり、ON・OFFが切り替わったりする機能が備わった電熱ベストを選ぶのが有効です。
ただし、それらはあくまで補助機能であり、着用者が使用時間や温度を管理することが何より重要です。
注意点②バッテリーの故障
電熱ベストを使用する際、バッテリーの故障には細心の注意を払ってください。
万が一故障したまま使用していると、発火事故につながるおそれがあります。
購入時は「PSEマーク」が記載されている製品を選びましょう。
PSEマークとは、電気用品の安全性確保について定められた「電気用品安全法」の基準をクリアした電化製品にのみ付けられるマークです。
また、圧力や衝撃、高温環境での放置もバッテリーの故障の原因となるため、日頃から丁寧に取り扱うのが肝要です。
注意点③電熱ベスト単体では防寒効果が薄い
電熱ベストは、ヒーターが内蔵されている部位と、その周辺を温める設計上、指先や下半身まではカバーできません。
また、単体での保温効果はそれほど高くないので、保温力のある衣類と組み合わせて使うなど、工夫が必要です。
寒さが厳しい時期には、アウターを上から羽織るか、電熱ベストをインナーとして着込むのがおすすめです。
【関連記事】防寒対策には重ね着が大切!ウェアの種類や選び方を紹介
電熱ベストはバイク愛好家の必需品!冬のツーリングを快適に楽しもう
いかがでしたでしょうか?
電熱ベストは、スイッチを入れれば、内蔵されたヒーターが即座に温まるため、バイクでの走行時の寒さを大幅に緩和できます。
また、アウタータイプとインナータイプを使い分ければ、防寒しつつ、おしゃれも楽しめます。
本記事で紹介したおすすめの電熱ベストや選び方、着用時の注意点を参考に、最強の一着を探してみてください。
ポカポカの電熱ベストで、冬のツーリングが快適になるのは、間違いありません。
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