「事務服にスカーフでおしゃれを楽しみたいけど、どんな結び方があるのだろうか」と考える方は多いでしょう。事務服と相性が良いスカーフの結び方は、デザインによっても異なります。
そこで本記事では、事務服と相性がよいスカーフの結び方や、お手入れ方法について解説します。スカーフの結び方を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
基本となるスカーフの折り方
スカーフには長方形と正方形があります。どちらも共通している点は「折りたたんで使用」することです。それでは、基本的なスカーフの折り方について解説します。
長方形のスカーフの場合
長方形スカーフの基本の折り方は以下のとおりです。
- スカーフを裏面に広げて幅の狭い方を1/3の部分で折り、反対側も重ねるように折り畳みます。
- さらに幅の狭い方を1/3の部分で折り、反対側も重ねるように折り畳んでください。
- スカーフが細長い基本の状態になったら、お好みでさらに幅を調整します。
正方形のスカーフの場合
正方形スカーフの基本の折り方は以下のとおりです。
- スカーフを裏面にしてひし形に広げて、対角を中心に折りたたみます。そして、幅の狭い方を1/3の部分で折り、反対側も重ねるように折り畳みます。
- さらに幅の狭い方を1/3の部分で折り、反対側も重ねるように折り畳みます。
- スカーフが細長い基本の状態になったら、お好みでさらに幅を調整してください。
標準的なスカーフでできる結び方3選
スカーフの基本の折り方ができたら、結び方を選びましょう。それでは、スカーフの基本的な結び方について見ていきます。
結び方①パピヨン結び
パピヨン結びはリボン型に結ぶ定番の巻き方です。簡単に結べてボリューム感もあり、初心者でも手軽に挑戦できる結び方といえます。
- スカーフの片方を少し長くなるように首にかけ、下から潜らせてください。
- スカーフの短い方で輪を作り、長い方に巻き付けます。
- 巻き付けてできた隙間と結び目の間に、長い方を丸く通します。
- リボンのように結んでバランスを整えてください。
結び方②片結び
スカーフの片結びとは、落ち着いた雰囲気が特徴的。シンプルで気品がある結び方です。
- スカーフを首にかけ交差させます。その際、片方は少し長めにして下からくぐらせます。
- もうひと結びします。
- 最後に全体のバランスを整えてお好みの位置へ移動してください。
結び方③アスコットタイ
アスコットタイは、普段男性がしている巻き方です。アスコットタイは、ブラウスの中へスカーフをインすることで上品でエレガントな印象となります。
- スカーフを首にかけ交差させます。その際、片方は少し長めにして下からくぐらせます。
- スカーフの上の部分を広げて形を整えます。
- 最後にブラウスの中へスカーフをインしてください。
シュシュを使ったスカーフの結び方
続いて紹介するのは、シュシュを使ったスカーフの結び方です。シュシュとスカーフを組み合わせてアレンジします。
- 正方形のスカーフを裏面にして、対角の端を結びます。
- 結んでいない対角を、結び目の下で交互にクロスさせてください。
- 通したら、端を引き上げて結び目を絞るように下へずらします。
- 絞った部分へシュシュを止め、両端を片結びしたら完成です。
ワンポイント付きスカーフの結び方
すでにワンポイントになる部分が出来上がっているスカーフもあります。ちなみに結び方といっても、ループに通すだけなので忙しい朝に重宝するスカーフです。
ループ付きスカーフの結び方
あらかじめループがついているスカーフは、ループの通し方によって2種類の巻き方が楽しめます。それでは、ループ付きスカーフの結び方を解説していきましょう。
タイ型
ループ付きのスカーフを使った、タイ型の結び方を解説します。
- スカーフを半分に折ります。
- ループが付いた短い方の端を下からループに通して、ループと一緒に裏返してください。
- ループが付いている方を左側にして首にかけて、長い方を上からループに通します。
- 形を整えたら完成です。
リボン型
ループ付きのスカーフを使ったリボン型の結び方を解説します。
- スカーフを半分に折ります。
- ループが付いた短い方の端を下からループに通して、ループと一緒に裏返してください。
- ループが付いている方を左側にして首にかけて、長い方を下からループに通します。
- 横にずらし、形を整えたら完成です。
スカーフと相性の良い事務服の種類
事務服や制服と組み合わせるには首元に巻くのが一般的です。また、スカーフの巻き方を工夫することで、さまざまなコーディネートが可能となります。それでは、スカーフと相性が良い事務服や制服について解説します。
▶関連記事:おしゃれなスカーフに合う事務服の選び方を紹介
種類①オーバーブラウス
襟がないオーバーブラウスは、スカーフとの相性が抜群です。結び方としては、パピヨン結びやフラワー結びなど、ボリュームがあるスカーフの結び方との相性が良いです。
種類②ノーマルブラウス
襟がついているノーマルタイプのブラウスには、リボン付きやルーフ付きでシンプルなスカーフが良いでしょう。ブラウスの首元が狭いことがあるため、襟の上にスカーフを巻く方法がぴったりです。
種類③開襟ブラウス
首元が開いている開襟ブラウスは、アスコットタイプのスカーフをプラスすることで、上品で洗練された雰囲気を出せるコーディネートになるでしょう。また開襟ブラウスには、手軽に取り外しができるループ付きのスカーフも使用が可能です。
スカーフを用いた仕事終わりの結び方
仕事が終わったら、スカーフを別の方法でアレンジしてみてはいかがでしょうか。例えば、ターバンのように巻いたり、ふんわりとリボンで髪をまとめたりするのも良いでしょう。
オンとオフを切り替えができ、さりげないスカーフのアレンジでワンランクアップのおしゃれを楽しんでください。
スカーフを長持ちさせるためのお手入れ方法
スカーフはシルク素材を使用していることが多いため、お手入れ方法を確認してください。それでは、スカーフのお手入れ方法について解説していきます。
スカーフの洗濯方法
スカーフを洗濯する前に、必ず洗濯表示を確認しましょう。洗濯桶のマークにバツが付いていない、または手洗いのマークがあれば自宅で洗えます。
- 洗面器へ20度以下のぬるま湯を溜めて、おしゃれ着洗いの洗剤を入れてください。
- スカーフを洗面器の中に入れてスカーフの端を持ち、アコーディオンを弾くように洗う「アコーディオン洗い」や、スカーフの中央を持ち、洗面器の中で振って洗う「振り洗い」をします。
- 頑固な汚れが付いていた場合は、スポンジで叩き洗いをしましょう。
- 水で軽くすすいだら、タオルの上に広げて挟んで水分を吸収させます。
スカーフの乾かし方
スカーフを洗ったら以下のように乾かしてください。
- スカーフを広げて形を整えます。
- アイロンを中心から外へ向かうようにかけてください。
- タオルの上に置き、乾くまで自然に乾燥させます。
事務服とスカーフでおしゃれを楽しもう!
スカーフの結び方や相性の良い事務服、またスカーフのお手入れ方法について解説しましたがいかがでしたでしょうか。スカーフを活用することで、事務服のおしゃれ度が高まります。制服のデザインに合わせて、適した結び方を選んでくださいね。
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