ブラウスのお手入れ!洗い方〜アイロンがけまで解説!


ブラウスは、ビジネスシーンで活躍するトップスの一つです。

合わせやすいデザインやきちんとした雰囲気も演出されるため着用している方が多いでしょう。
しかし、アイロン掛けなどお手入れが面倒くさいイメージがあるため、着用しない方も居ます。

では、ブラウスの正しいお手入れ方法はどのような内容なのでしょうか。
今回は、ブラウスの正しい洗い方やお手入れ方法についてご紹介いたします。

ブラウスを洗濯する前に確認しておきたいポイント

ブラウスを洗濯する際は、いくつか確認しておきたいポイントがあります。
ブラウスを綺麗に洗濯するために、しっかり確認しておきましょう。

洗う前に絵表示を確認する

どの衣類も同じですが、初めて洗濯する際は、絵表示を確認しましょう。
ブラウスは種類によって家で洗濯できないものもあります。
新JISの基本記号引用:全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(https://www.zenkuren.or.jp/user/aundrysymbol

絵表示を確認して、洗濯機マークや手洗いマークであれば自宅での洗濯が可能で、反対に、水洗い不可やドライマークが表記されている場合は、クリーニング店などに依頼しましょう。

洗濯する洗剤を決める

絵表示と同様に、ブラウスによって適している洗濯洗剤は異なるため、適切な洗剤を使用しましょう。
洗濯洗剤には、弱アルカリ性と中性の2種類があり、弱アルカリ性は洗浄力が強く、汚れが落ちやすいです。

反対に、中性洗剤はマイルドな仕上がりで、生地への負担が少ないといった特徴があり、よりデリケートな衣類に対しては、中性洗剤のおしゃれ着用の洗剤を使用しましょう。

また、洗剤によっては蛍光剤といった成分が入っているものもあります。
蛍光剤とは、白い衣類をより白く見せてくれる効果がある一方で、色のついた衣類を洗濯してしまうと、色あせをしてしまうため取り扱いには気を付けましょう。

ブラウスを洗濯する際は、タグを確認して適切な洗剤を選ぶ必要があります。
中性洗剤の表記がある場合は、おしゃれ着用の洗剤を使用し、記載がない場合は、ブラウスのカラーで洗剤を分けましょう。

白のブラウスであれば、蛍光剤が入っている洗剤でも問題ありません。
カラーがあるブラウスを洗剤する際は、蛍光剤が入っていない洗濯洗剤を使用しましょう。

目立つ汚れがある場合は前処理をする

ブラウスを洗う前に、目立った汚れがないかを確認しましょう。
肌との摩擦が多い襟元や袖口は、汚れやすい部分となるため、しっかり確認をする必要があります。

汚れを見つけた場合は、専用の洗剤などを使用して優しく擦ると汚れが落ちます。
また、頑固な汚れは洗剤を直接つけて歯ブラシなど軽く叩いておくのもおすすめです。

揉み洗いは、生地が伸びてしまう恐れがあるため、なるべく避けましょう。
部分洗剤などの専用洗剤がない場合は、一般的な洗剤や石鹼でも代用可能です。

ネットに入れる

洗濯する際は、洗濯ネットに入れて洗濯しましょう。
他の衣類と一緒に洗濯してしまうと、引っ掛かり生地が傷んでしまう可能性があります。

また、ネットで区切れば色移り防止にもなります。
刺繡やフリルが付いているブラウスは、傷みやすいため忘れずにネットに入れましょう。
また、小さ過ぎるネットはシワの原因にもなるため、適切なサイズのネットを使用しましょう。

ブラウスを傷めないようにするための洗い方

ブラウスは、とても繊細で傷みやすい特徴があります。
長く着用できるように、傷まない洗い方をしっかり確認しておきましょう。

洗い方①優しく洗う

ブラウスを洗う際は、優しく洗いましょう。
ゴシゴシ擦りながら洗ってしまうと傷みの原因になります。

洗濯機でブラウスを洗う際は、標準コースよりも手洗いコースなど生地の負担になりにくいコースを選びましょう。
また、ブラウスを手洗いする場合は、ぬるま湯に中性洗剤を入れて10〜15分程度付け置きしておきます。
その後洗濯機で10秒程度脱水を行い、きれいな水に1分ほどつけます。
再度洗濯機で10秒程度脱水を行えば手洗いは完了です。

洗い方②柔軟剤を使う

柔軟剤を使って仕上げを行います。
柔軟剤は、衣類を柔らかくする効果があります。

また、抗菌効果や防臭効果の役割もあるため必ず使用しましょう。
柔軟剤によっては、香りが付いている場合もあるため、自分のお気に入りの香りで、仕上げを行いましょう。

洗い方③脱水は短めにする

洗い終わったら必ず脱水を行いましょう。

脱水をする時間は、30秒から1分程度が目安です。
長時間の脱水は、シワの原因になります。

また、デリケートな生地の場合はタオルドライを行いましょう。
大きめのタオルに畳んだブラウスをはさみ、上から押えて水分を抜き取ります。
少しでも長く着用するためには、丁寧な洗濯を行う必要があります。

洗い終わったブラウスの干し方

洗濯が終わったら、洗濯ジワ予防のため、なるべくすぐにブラウスを干しましょう。
また、ブラウスを取り出した際に、両肩を持って軽く振りさばき、干す前に、軽くシワを伸ばすイメージです。

その後、ハンガーにかけたあとに、シワ取りスプレーを全体に吹きかけましょう。
仕上がりがより一層綺麗になります。

型崩れしやすい襟や縫い目などには、丁寧に吹きかけましょう。
スプレーをしたあとは、生地を斜め方向に軽く引っ張りブラウスの形を整えます。
ブラウスを干す際は、日陰がいいでしょう。

変色しやすいウールやシルク素材などは、必ず日陰で干しましょう。
縫い目やフリルなどが付いているブラウスであれば、指でシワ伸ばしをします。

ブラウスは、シワが目立ちやすいため丁寧なシワ伸ばしが必要です。
シワがあるブラウスを着用していると不格好に思われてしまうため、できるだけシワのないブラウスに仕上げましょう。

ブラウスの種類によっては、冬場でもすぐに乾く速乾機能が備わっているものもあります。
その他にも、防汚機能があったり消臭加工がされているブラウスもあるので、ブラウスを選ぶ際は機能面も確認するとよいでしょう。

▶関連記事:オフィスカジュアルで着用するブラウスの選び方を詳しく解説

ブラウスのアイロンがけの方法

取り込んで際に、目立ったシワが有った場合は、アイロン掛けを行いましょう。
小さいシワであってもブラウスは目立つため、基本的にアイロン掛けは必須です。

素材に合った適切な温度でアイロン掛けを行いましょう。

衣服アイロンの温度

引用:全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(https://www.zenkuren.or.jp/user/aundrysymbol

綿やウールなどのブラウスの場合、アイロンをする前に霧吹きで水分を与えてから行います。
また、アイロンをする際はドライアイロンにしましょう。

アイロンのかけ方も、かける場所によっても異なります。
ボタンの周りをアイロンする際は、アイロンの先端を使ってシワを伸ばしましょう。

フリルや前立て部分などは、生地を軽く引っ張りながらアイロンをかけるとシワが綺麗に伸びます。
アイロンの掛けかた一つで、仕上がりが全く異なります。
シワのないきれいなブラウスを着用するために、アイロン掛けは必ず行いましょう。

適切な洗い方でブラウスを長持ちさせましょう

いかがだったでしょうか。
今回は、ブラウスの正しい洗い方やお手入れ方法についてご紹介しました。

傷みやすくシワが目立ちやすいブラウスは、なるべく優しく洗いましょう。
ブラウスによっては、洗濯できないものもあるため初めて洗濯する際は、必ず絵表示を確認しましょう。
また、洗濯する際は適切な洗濯洗剤を使用しましょう。
誤った洗剤を使用してしまうと、色落ちなどの原因にもなります。
洗濯後は、脱水を行い日陰に干しましょう。
シワのないきれいなブラウスを着るためには、アイロン掛けが必須です。

アイロン掛けが苦手な場合は、シワがつきにくいブラウスを選びましょう。

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